58.大多数が正しいとは限らない

家は持つべきものの、 そこに掛けられる予算は、 あなたが想像しているよりも、 遥かにに少ないのが現実です。
それゆえ、予算設定という 家づくりのスタートを間違えないことが、 なにより大切なのですが、 その厳しい予算に基づいて、 土地を探し、家を建てるためには、 土地、家のいずれに関しても、 大多数とほぼ真逆の視点を 持たなくてはいけません。

こんにちは。
SIMPLE NOTE半田スタジオ サイトウです。

例えば、大多数の方は、 土地を買う時、そのエリアの中で 最も高い値段の土地を選ぼうとします。
新しく造成された分譲地の 形が良い南向きの土地ですね。 また、大多数の方が、 少しでも土地を広く買おうとしますが、 これも土地の予算が上がる原因となるし、 同時に外構工事も高くなる原因となります。

それゆえ、土地予算を抑えるためには、 この2つとは真逆の考え方を持って 土地探しに臨みます。
南向き → 南向き以外 形が良い土地 → 形が悪い土地 必要以上の土地 → 必要最低限の土地  といった感じですね。

✔︎日当たりは悪くて大丈夫なのか?

土地探しで一番心配なのが、 日当たりではないでしょうか?
わざわざ好き好んで 日当たりが悪い土地を選ぼうとするなんて 正気の沙汰じゃない気がしますしね。しかし、少し立ち止まって、 冷静に考えてみてください。

家を建てようとする前に、 日当たりが良い土地に建っている家を ゆっくりと見て回ってください。
事実をお伝えさせていただくと、 日当たりが良い土地に建つ家は、 決して家の中が明るくありません。
理由は明確でカーテンが開けられないからです。

南からの光をカーテンが遮断してしまって、 奥にあるキッチンや水回りにまで、 光が届かなくなってしまうからです。
また、南からの日差しはかなり厳しいため、 シャッターまで締めているお家が数多くありますが、 では、このお家は一体何のために、 南向きの日当たりが良い土地を買ったのでしょうか?

一体何のために南向きに部屋を配置し、 南向きの窓をつくったのでしょうか? 光をたくさん家の中に入れ、 明るくて開放的な家になるはずだったのに、 光は閉ざされ、薄暗くて閉鎖的な家に なってしまったとしたら、 あなたはどう感じるのでしょうか?

この問題を解決するためには、 その土地のメリットだけに焦点を当てて、 土地を選び、間取りを考えるのではなく、 その土地のデメリットにも焦点を当てながら、 土地を選び、間取りを考えなければいけません、 南向きの土地であれば、 窓を道路に向ければ、 外から家の中が丸見えになってしまう ということですね。
そして、これがどのような状況を 引き起こすのかを想像しなければいけません。

他方、南向き以外の土地は、 外から家の中が丸見えになりにくいという メリットはありますが、 家の中に光が十分入ってこないんじゃないか? という懸念事項があります。

南向きの土地も、 それ以外の土地も全て、 そのデメリットを把握し、 解決できるように間取りを考えれば、 丸見えになったり、家の中が薄暗くなったり、 というような最悪の状況を避けながら、 快適に暮らしていただくことが出来ます。 とはいえ、そのためには、 絶対にしてはいけないことが一つあります。

✔︎自分で間取りや広さを決めない

ということです。
家は予算と環境に合わせて つくるものであり、 その提案をするのがプロの仕事だからです。

なぜ、資金計画をするのかと言うと、 それは土地や家の予算を正確に出すためであり、 その予算に合わせて出来ることと出来ないことを 間取りを考える前に話し合うためです。
なぜ、土地の環境に合わせて 間取りを考えないといけないのかと言うと、 そうしないと、家の中が丸見えになったり、 薄暗くなったり、閉鎖的な家になってしまうからです。

いい家であることの条件は、 居心地よく暮らしやすいことだと思いますが、 たくさんお金をかけたお家が、 必ずしもそんな家になるわけでもなければ、 逆に、お金をかけられないことが、 住みにくい家になるわけでもありません。

しかし、予算の大小に関わらず、 予算と環境に合わせて設計士が提案出来なかったお家は、 そうすることが出来たお家に比べて、 確実に居心地も悪く、 暮らしにくい家になってしまうでしょう。

ですから、土地を探す前に、 まず住宅会社に資金計画をしてもらうこと、 そして、土地を探す時には、 予算に合わせた土地を提案してもらうこと、 そして土地を決める時には、 住宅会社に土地を見てもらい 土地に合わせた間取りを提案してもらうこと、 この3つを守っていただければと思います。

間違っても、間取りや広さを自分で勝手に決めて 指定してしまわないように気をつけてくださいね。 間取りは動線や使い勝手だけを考えて つくるものじゃありませんからね。

内容が気になった方や具体的にお話しを聞きたい方は下記よりお問合せできます。
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57.理想を取るか、現実を取るか

家はあなたの家族を守る資産になるし、 心に豊かさをもたらしてくれることから、 賃貸暮らしをし続けるよりは、 家を持った方がいいと言えます。
しかし大切なことは、 持つか?持たないか?ということよりも どのように持つのかということです。

持ち方を間違えてしまうと、 ただ生活していくだけで精一杯で、 子供たちの進学や自分たちの老後への備えが 出来なくなるのはもちろん、 合わせて、車の持ち方まで間違えてしまうと、 日々の生活さえも苦しくなってしまいますからね。

おはようございます。
SIMPLE NOTE半田スタジオ サイトウです。

例えば、 土地に1000万円、家に2000万円、 庭に200万、その他経費に300万、 合計で3500万円かかるとしたら、 あなたに頭金が全くなかった場合、 毎月の返済金額は35年返済にしても 92,000円〜105,000円というドデカい金額となります。 (92,000円は金利安めの変動で、 105,000円は金利高めの固定です) そして、これに加えて、 家を持ったからには、 年間100,000円程度の固定資産税と、 年間20,000円程度の火災保険と、 年間120,000円程度の修繕積立金が (これは任意ですが)必要となってきます。
あと、家電も定期的に壊れるので、 そのための積立として年間120,000円程度。 つまり、これらを月ベースに直してみると、 ローン以外に30,000円が 必要だということですね。

いかがでしょうか?
現在の家賃が70,000円だとしたら、 ざっと5.2万円〜6.5万円も負担が 上がってもいけそうでしょうか?

✔︎共働きだから大丈夫という落とし穴

普通に考えれば、これだけの負担増は、 相当厳しいはずですが、 なぜか、多くの方が、 こんなバランスが悪い予算設定のまま 家づくりをしてしまいます。

その理由が、 共働きだからいけるんじゃないか? と思ったからなのか、 住宅会社から 「これくらいないと家は建てられません」 と言われたからなのか、 周りの人たちが、 これくらいかけていたからなのか、 は分かりません。

しかし、たとえ収入合算をすれば、 銀行から資金調達できるとしても、 このような家の買い方は、 決してすべきではありません。

✔︎保険と家の費用を見直す必要性

前回お伝えさせていただきましたが、 家づくりをするタイミングでは 保険を見直すべきだと思います。 また、それと同時に家づくりの予算も 少しでも抑えるべきだと思います。

イメージとしては 保険を1〜2万円圧縮し、 家を2〜3万円圧縮することで、 先程お伝えした家の維持管理費用を 捻出するといった感じでしょうか。
そんなこんなで、住宅ローンは、 毎月の返済を2〜3万円圧縮した範囲で 借りるべきだと思っている次第です。
ざっと試算すると、 2500万円〜2800万円ということですね。

となると、家づくりの資金を 合計700万円〜1000万円圧縮するか、 あるいは、少しでも多く 自己資金を入れていただくことで、 銀行からの借入をここまで減らして いただかなくてはいけません。

✔︎これで家づくりができるのか?

もし、あなたに自己資金がなかった場合、 家づくりにかける予算を かなり圧縮しないといけないわけですが、 実は、そのための知識さえ持っていれば、 この予算で家づくりをすることができます。

土地の予算を合理的に圧縮する方法や、 家の予算を合理的に圧縮する方法、 そして庭の予算を合理的に圧縮する方法です。
もちろん、それは、 あなたの暮らしを貧しくするものではないし、 むしろ、お金を無駄にかけた人よりも、 ずっと豊かな暮らしをすることが出来るでしょう。

そして、経済的な不安も大きく緩和され、 経済的な安定とともに精神的な安定も手に入れつつ 暮らしていくことが出来るでしょう。

ということで、 あなたが家も持ちながらも、 これから先ずっと不安なく暮らしていきたいとお考えなら、 今回も含めた直近の5つのブログを 参考にしていただければと思います。 きっと、家づくりのヒントになるはずですから。

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56.家を建てたら保険なんてほぼ必要なし!?

前回お伝えさせていただいたように、 老後や進学に備えつつ 家づくりをしようと思うと、 よほど世帯収入が高くない限り、 収入よりも支出の方が 上回ってしまうことになります。
それゆえ、家づくりを進める前に、 ご自身の家計について把握し、 無駄があれば見直すように していただきたいのですが、 それと同時にしなければいけないことが、 生命保険を見直すことと、 家に掛ける予算を正確にはじき出すことです。

おはようございます。
SIMPL NOTE半田スタジオ サイトウ です。

では、生命保険から お伝えしようと思いますが、 なぜ生命保険を見直すべきだと思いますか?
その理由は 住宅ローンの金利の中には 団体信用生命保険という生命保険料が 含まれているからです。

つまり、住宅ローンを借りた人に もしものことがあった時のために、 銀行は保険会社に保険をかけている ということですね。
では、もしもの時があった時、 どのようなことになるのでしょうか?

まず、収入がゼロになりますが、 住宅ローン返済もゼロになります。
ご主人の手取りが約22万円だとしたら それがゼロになるのですが、 ローン返済が8万円だとしたら、 これもゼロになるということですね。
また、車も1台減ることになりますよね。 車を維持していくためには、 車両代、燃料代、車検、保険、 メンテ代などを全て含めると、 毎月7万円ぐらいかかっている と言われているのでこれもゼロになります。

こづかいや携帯代や生活費なども、 その分減ることになりますよね。 仮にこれらの費用が約7万円だとしたら?
22万円-8万円-7万円-7万円=0となり、 減った収入分支出も減った ということになりますよね。
しかし、これだけではありません。

ご主人に、もしものことがあった場合、 奥さんが、子供たちを養っていくことが出来るように、 遺族年金が入ってくることになります。
これについては、 詳しくはネットで調べていただければと思いますが、 言いたいことは、もしものことがあったとしても、 家さえ持っていれば家族を守っていくことが出来る ということ、なんですよね。
それゆえ、もしもの時に備えて 保険にたくさん入っているとしたら、 それらを一旦見直していただくことを オススメしているというわけですね。
住宅ローンが保険で 一括返済されたことによって、 土地と建物という資産が 無料で手に入ることになりますしね。

それはつまり、 その家を売却し実家で暮らすようにすれば 大学や専門学校への進学費用を つくることが出来る、 ということでもありますからね。

ということで、 家づくりをするタイミングでは、 今入っている生命保険(医療保険も)を、 必ず見直していただければと思います。

家という資産は、あなたの家族を もしものことが起こった時にも、 守ってくれる存在ですから

では次回は、 あなたの人生を大きく左右しかねない 「家」の予算の考え方について お伝えしていきたいと思います。
この考え方は、間違いなく全ての方が、 絶対に持っておくべき考え方なので、 ぜひ次回もご覧いただければと思います。

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55.家の予算を設定する前に考えるべきコト

家族を持ち生活をしていくには、 たくさんの費用が掛かります。
電気代に水道・下水道代、 車のローンに、ガソリン代、車検代、 車の保険代、生命(医療)保険料、 携帯電話代に、ネット代、CATV代、 子供たちにかかる様々な費用に、 (保育料、習い事費、学費、塾代)、 食費・雑費、外食費、こずかい、レジャー費 といった費用です。

そして、賃貸であれば、 これに加えて家賃が必要なのですが、 家を持つとなると、 単純に家賃がローンに変わるだけじゃなく、 さらに固定資産税や火災保険が必要となるし、 定期的に必要となるメンテナンス費用も、 コツコツと積み立てていかないといけません。

おはようございます。
SIMPL NOTE半田スタジオ サイトウです。

それゆえ、家を建てる時は、 予めこういった費用を把握した上で、 家に回す費用をいくらにするのかを 決めないといけません。
かつ、前回、前々回お伝えさせていただいた 老後資金や教育資金を 貯めていくことを前提とした上で、 予算を決める必要があります。

では、共働きで世帯の年間手取り金額が 500万円だと仮定して考えていってみますね。
冒頭でご説明させていただいた項目に 具体的な費用を入れ込んでいってみると
電気代:12,000円(毎月平均)
水道代:3,000円
下水道代:3,000円
ガソリン代:15,000円(2台分)
車のローン:20,000円
車の保険代:10,000円(2台分の月割り)
車検代:10,000円(2台分の月割り)
携帯電話代:20,000円(家族全員分)
ネット・CATV代:7,000円
生命(医療)保険料:30,000円(2人分)
子供費用:70,000円(保育料、習い事など)
こづかい:20,000円
食費・雑費:60,000円
外食費:10,000円
レジャー費:10,000円(年間120,000円)
となり、この段階ですでに、 300,000円もの費用が掛かっているのですが、 家を建てるとなると、 さらにここから以下の費用が必要となります。

住宅ローン:?????
固定資産税:8,000円(年間96,000円)
火災(地震)保険:2,000円(10年で240,000円)
メンテナンス費:10,000円(15年で1,800,000円)
といった感じです。

仮に、あなたが住宅ローンを 毎月95,000円の返済で設定した場合、 (3350万円の住宅ローン) 合計で毎月415,000万円の出費となるのですが、 これを年間支払い額にしてみると、 498万円の支出が必要だということになり、 今の2人の収入では 生活していくだけでカツカツとなり、 全く貯蓄が出来ないということになります。
つまり、老後資金も大学資金も 全く積み立てられないというわけです・・・

✔︎貯蓄を優先し余力が残る資金計画をすること!

仮に、あなたがこのような状態で 家づくりをしてしまったら、 あなたが迎える将来は、 以下のような状態になるでしょう。

子供たちを大学に行かせるとしたら、 全て奨学金でまかなわざるを得ないか、 あるいは、お金がないことを理由に 子供たちは進学を諦めざるを得ない・・・ そして老後に至っては、 年金だけでは全く足りないことから、 職種を問わず、また体調に関係なく 死ぬまでずっと働き続けるしかない・・・ といった感じです。
それゆえ、自分たちの老後資金と、 ある程度の大学資金を貯めることを 前提とした上で、家にかける予算を 決めていかなければいけません。

例えば、老後に向けての貯蓄として、 公的年金に加えて私的年金を、 夫婦揃って60歳まで 2万円ずつ積み立てていくだけで、 老後のゆとりが大きく変化します。 (前々回の記事を参考にしてください)

また、全額は無理としても、 少しでも奨学金負担を軽減出来るように、 毎月3万円ずつでも、 進学資金を積み立てていってやれば、 子供たちは、進学し易くなるでしょうし、 あるいは他の可能性に挑戦し易くなるでしょう。

しかし、この2つを合わせて、 毎月の負担が7万円も上がってしまうと、 家計は赤字になってしまうので、 家計の無駄を見直さなければいけません。

さて、あなたなら、 一体どこを見直しますか? ということで、次回は、 家づくりの予算の設定の仕方と、 生命保険の考え方について、 お伝えしたいと思います。
もちろん、 家と生命保険以外の出費についても、 見直し出来るところがあると思うので、 それらについては、 ご夫婦でしっかり話し合って 決めていただければと思います。

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54.人生をプランするコトの大切さ

住宅資金、教育資金、老後資金。 この3つは人生の中の3大支出ですが、 住宅を購入する時は、 教育資金や老後資金についても同時に考え、 備えていくいいタイミングです。
つまり、今のことだけじゃなく、 少し先のことはもちろん、 もっと先のコトまで並行して考え、 その上で家づくりの計画を立てるべきだ ということなのですが、 とはいえ、そのためには、 教育資金や老後資金について 最低限の知識を持っておかないといけません。

おはようございます。
SIMPL NOTE半田スタジオ サイトウ です。

それでは、今回は、 その中の教育資金について お伝えさせていただきますね。
今後は、社会保障費や税の負担が上がること、 そして、前回お伝えさせていただいたように 不足する可能性が高い年金の上乗せ貯蓄を、 現段階からコツコツとしなければいけないことから、 私たちの可処分所得は増えるどころか、 逆にどんどん減っていくことになるのですが、 一方で、大学への進学率が上がっているため、 厳しい家計の中、子供への投資資金を 貯めていかないといけません。

なんせ2018年の文部科学省の調査によると、 大学への進学率は約58%となっており、 どうやら大学への進学が以前に比べて 当たり前となりつつあるようですからね。 奨学金ありきで、大学を考えてしまうと、 子供たちに大きな借金を 背負わせてしまうだけですしね。

そんなこんなで、子供たちのために 具体的なプランを立てないといけないのですが、 では大学に進学するとした場合、 一体どれくらい必要なのか、 あなたはご存知でしょうか?

✔︎現実と向き合ういいタイミング

大学の費用は、 国立なのか私立なのかによっても違えば、 私立の場合、文系か理系かによっても違ってきます。
また、県外の大学に行くとなれば、 学費だけじゃなく、 家賃や生活費などの仕送りも してやらないといけないのですが、 ここでは、この中でも比較的負担が大きい、 県外の私立理系の大学に4年間通うと仮定して、 一体どれくらいの費用が必要になるのか 考えていってみますね。

まず、私立理系の学費には、 4年間で約540万円かかると言われています。 (4年分の学費と入学準備金の合計額です)
そして、仮に家賃と仕送りに 毎月7万円かかるとしたら、 学費とは別に336万円もの費用が かかることになります。

つまり、合わせると876万円もの費用が 1人あたり必要なのですが、 仮にあなたにお子さんが2人いる場合は、 子供の大学資金として1752万円が 必要だということになりますよね。
一人あたり200〜300万円程度の 学資保険に入っている程度では、 全く話にならない金額です。

では、どうするべきなのでしょうか?
収入面と照らし合わせながら 考えていってみましょう。

仮に、あなたのお子さんが、 4歳と2歳だとしたら、 上の子が大学を卒業するまでの期間は18年間、 下の子が大学を卒業するまでの期間は20年間、 ということになりますが、 奨学金を全く利用させないようにするために、 1752万円を20年に渡って 一律で貯め続けていくとすれば、 毎年87.6万円を貯蓄しないといけません。

ということで、 あなたの年間の手取り金額から、 87.6万円を教育貯金として 差し引いてみてください。 そして、これに加えて 前回お伝えした私的年金のiDeCoに、 2人揃って毎月20,000円ずつ預けるとして 20,000円×12ヶ月×2人=48万円を あなたの年間の手取り金額から さらに差し引いてみてください。

いかがでしょうか? 仮に、2人合わせた合計手取り収入が 年間で500万円だとしたら、 あなたが使える金額は、 364.4万円ということになり、 毎月に換算すると 約30万円強ということになります。

あるいは、2人合わせた合計手取り収入が 年間で450万円だとしたら、 あなたが使える金額は、 314.4万円ということになり、 毎月に換算すると 約26万円強ということになります。

そして、この金額の中で、 住宅ローンを払い、 家と車を維持し、 生活をし、学校や習い事に通わせ、 税金や保険を支払い、 旅行に行ったりしないといけないというわけですね。

いかがでしょうか? いけそうでしょうか?
おそらく、この残った費用で 暮らしていくのは結構キツそうですよね・・・ ということで、 教育資金や老後資金に備えつつ 生活していこうとしたら、 一体どれくらい不足しそうなのか?
一体どれくらい大学資金を 奨学金に頼らないといけないのか?

そして、家を建てるとすれば、 どれくらいお金をかけるのが適切なのか?

次回は、これらについて 一緒に考えていければと思います。

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53.家に欠かせないお金の話

誰しもにとって 「家」は憧れの存在だと思いますが、 いざ購入に踏み切ろうとしたら、 漠然とした不安が押し寄せてくるのもまた、 共通したことではないでしょうか?
それゆえ、家づくりを 心から楽しめるようになるためにも、 まずこの漠然とした不安を 払拭しなければいけません。

おはようございます。
SIMPL NOTE半田スタジオ サイトウです。

では、今回からは 家づくりに関連するお金のことについて お伝えしていきたいと思います。
とっても大事なお話です。

✔︎将来のことまで考えていますか?

家づくりで最も大切なことが、 今の状況だけじゃなく 将来のことまで考えた上で、 買わないといけない、ということです。
そうしておかないと、 家づくりにお金を掛け過ぎてしまい、 子供たちの教育や自分たちの老後に備えていく 余力がなくなってしまうからです。
なので、これに関しての 個人的な意見をお伝えさせていただこうと思います。

気の早い話ではありますが、 まずは老後資金についてからです。 豊かな老後を過ごすためには、 毎月35万円ほど必要と言われており、 今のうちから考えて計画していかないと その確保が難しいかもしれないので、 勉強がてらお付き合いいただければと思います。

✔︎内容を知りプランを立てること

年金には国民年金と厚生年金から成る公的年金と、 厚生年金基金や確定拠出年金といった私的年金の 2つの種類が存在するのですが、 あなたが払っている年金が国民年金だけなのか、 それとも厚生年金も上乗せして払っているのか、 あるいは、さらに上積みして私的年金も払っているのか によって将来受取れる金額は違ってきます。

また、公的年金は60歳から75歳までの間で、 いつからもらうのかを選ぶことが出来るのですが、 どのタイミングで受け取るかによっても、 支給される金額が大きく違ってきます。
65歳から国民年金を受け取る場合、 年間で約79万円ですが、 (20歳〜60歳までちゃんと払った場合です) これを60歳から受け取るとしたら、 支給額が24%減ってしまうし、 逆に70歳から受け取るようにしたら、 支給額が42%増えるといった感じですね。 (75歳まで遅らせればさらに42%増えます)

そして、これらを踏まえた上で、 どのように働いていくのか、 どのように受け取るようにするのかを、 考えていかないといけません。

もちろん、これからは 奥さんもガッツリ働き、共働きで稼ぎ、 家事も育児も協力するという スタイルが一番オススメです。
理由は、奥さんも厚生年金に加入出来れば、 年金の支給額が増えるからです。 かつ、夫婦そろって私的年金にも 加入した方がいいのですが、 その時に個人的にオススメなのが iDeCoという個人型確定拠出年金です。
掛け金が全額所得控除の対象となるため、 年末調整でお金が返ってくるからです。
今の時代、銀行にお金を預けていても 全くお金が増えませんからね。 仮に毎月2万円を銀行に預けていった場合、 年間貯蓄額の24万円につく利息は、 わずか2円足らずですが、 これをiDeCoに預けていった場合、 返ってくる税金は所得税と住民税を合わせると、 年収にもよりますが、 一人当たり3.6万円ずつって感じでしょうか。

そんなこんなで、 こっちにお金を預けていった方が得というわけです。 (ちなみにiDeCoは60歳までお金が引き出せません)
そして、出来るだけ長く働くようにし、 出来れば公的年金の受け取りは 75歳から始めることをオススメします。
国民年金の支給額が84%も増えるからです。

つまり国民年金の支給額が、 約79万円×1.84倍×2人分=約290万円となり、 これに上乗せして支給される厚生年金まであれば、 それだけでやっていけそうだということですね。
今のうちからiDeCoを掛けておけば、 その分の上乗せ分だってありますしね。

これが僕のオススメプランなんでですが いかがでしたか? 長く働くと考えると、 なんだかゾッとしますが、 人生100年時代と言われている今、 ぶっちゃけそんなに早くリタイアしても 暇を持て余すだけだと思います。

なので、出来るだけ長く働くことで、 小額ながらも稼いでいくことが とっても大事なことだと思います。
とはいえ、いつまでも健康で働けるかどうかが わからないので、iDeCo に加入することも大事だし、 もっと言うならば、出来ればお金が増える方法で 貯蓄していくことが大事なんですけどね。

では次回は、 子供たちの教育資金についてお伝えしつつ、 どのように家づくりの計画を立てればいいのか? を考えていきたいと思います。

次回もお楽しみにー

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52.南向きという選択肢

例えば、洗面脱衣室を南向きでつくれば、 様々なメリットを享受することが出来ます。

  • 洗面にたくさんの日光が射し込むため、 明るく清々しい場所で朝の身支度が出来る。
  • 洗面にたくさんの日光が射し込むため、 洗面がジメジメしにくい。
  • 洗面にたくさんの日光が射し込み、 ひんやりなりにくくなるため ブルブル震えながらお風呂に入ることも、 着替えたりすることもなくなるし、 ヒートショックにもなりにくい。
  • そのまま洗濯干し場に出られるため、 洗濯物を干す時の作業がとっても楽になる。
  • 外干しをせず、室内干しをする方でも、 日光を当てて乾かすことが出来る。 などなど。

それゆえ「洗面は北」という 考え方に縛られることなく 家づくりをしていただくことを オススメしています。

おはようございます。
SIMPL NOTE 半田スタジオ サイトウです。

しかし、この考え方は一般的ではないため、 ほとんどのお家が、 真逆の北向きとまでは言わなくても、 暗くてジメジメしてしまいそうな場所に、 この洗面脱衣室を配置しています。
そして、朝から電気をつけないといけない場所で、 身支度をすることが当たり前となっています。
いつもジメジメするため、 そこに置いてあるものが湿気でふやけてしまいます。
寒くなりやすく、 ブルブル震えながらお風呂に入らないといけないし、 また震えながら着替えないといけなくなってしまいます。

このように洗面を北につくってしまった場合、 暗い、寒い、ジメジメするという 三拍子そろったお家になってしまいやすいのですが、 それに加えて、もう1つ不便さを 手に入れてしまうことにもなります。

✔︎ちょっとした心の余裕を持つ工夫

洗面を北につくった場合、 洗濯物を干しに行く距離が 必然的に長くなってしまいます。
例えば、洗濯を干す場所が 2階のベランダだとしたら、 1階の一番北から2階の一番南まで、 重たい洗濯物を持ち運びしないといけません。

また、流石にそれは面倒だからと、 1階に勝手口と干し場をつくった場合も、 移動距離は短くなるものの、これはこれで 干す作業を外でしないといけなくなるため、 寒さや暑さに苦しむことになるし、 身なりにも気を配らないといけない といった別の問題が発生してしまいます。

さらに、取り込んで片付けるところまでが、 洗濯の一連の作業ですが、 2階のベランダに洗濯物を干した場合、 再び1階に洗濯物を下ろしてきて、 洗濯物をたたみ、 再び2階にたたんだ洗濯物を片付けに行く という非効率な作業を 強いられる可能性が高くなります。
子供が小さいうちは、 子供の様子を見ながら作業したいでしょうし、 2階で1人洗濯物をたたむのも なんだか寂しいですからね。
1階の勝手口を出たところにある干し場から 洗濯物を取り込む場合は、 リビングと干し場を 何度も往復しないといけなくなるでしょうし、 外に出て作業する分、先程お伝えしたように、 暑さや寒さに苦しむことになるし、 身なりにも気を配らないといけないですしね。

一般的には、 居室は南につくるものだという 思い込みがあるため、 洗面やキッチンなどは、 どうしても北に追いやられがちに なってしまいます。
しかし、このセオリーにならって 間取りをつくってしまうと、 暗くて寒くてジメジメした洗面になるし、 家事動線があまり良くない家になります。

そして、大なり小なり ストレスを抱えながら生活せざるを 得なくなってしまします。
もちろん、どんな土地でも、 洗面を南向きでつくることが 出来るわけじゃないので、 あなたが冒頭のような洗面がいいなーと お考えであれば、 土地探しから間違わないように 家づくりを進めていかないといけませんけどね。

どんな土地でも同じような間取りの家が たくさん建っていますが、 本当は、間取りは土地によって 全く違ってくるものですからね。

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51.悪しき土地の固定概念

この分譲地にあるA・B・Cの中で、最も売れにくい土地はCです。南に隣接して家が建っているため、日当たりが悪くなりそうだし、土地の面積もやや小さめだし、土地の形もやや微妙だからです。
それゆえ、不動産屋さんは、同じ立地であるにもかかわらず、少しでも売れやすいようにと、この土地だけは価格を低めに設定します。

おはようございます。
SIMPLE NOTE 半田スタジオ 齋藤です。

では、このCは、AやBに比べて約200万円安いとしたら、あなたは、この土地を買いたいでしょうか?
ですよね。
わざわざ率先して買いたいとは思わないですよね。
でも実は、この3つの中で最もオススメなのは、このCなんですよね。

では、その理由について、お伝えさせていただきますね。

✔︎より安く買うことが出来る!!

その一番の理由が、価格交渉がしやすいため、より安い価格で手に入れることが出来る可能性が高いということです。
AやBは人気があるため、価格交渉なんてしようものなら、一瞬で一蹴されそうですからね。
ただ、いくら安く買えそうだとはいえ、この土地に家を建てるとなると、日当たりが悪くなるんじゃないかという不安がどうしても頭から離れないですよね?

✔︎日当たりが悪い土地は、家も日当たりが悪くなってしまうのか?

この土地に家を建てる場合、最もやってはいけないことが、敷地の一番南にリビングを配置することです。間違いなく日陰になってしまうからです。
それゆえ、この土地では、リビングに南からの光を入れるならば、南に隣接して建つ家から、リビングまでの距離を充分にとるか、あるいは、より高い位置からリビングに光を落としてくるか、のいずれかの方法を選択すべきです。
そして、そのように考えるコトが出来れば、たとえ日当たりが悪い土地であったとしても、リビングに直射光を入れることが出来るし、家の中をいつも明るい状態で保つことも出来ます。
また、日陰となる部分には、直射日光が必要のない部屋を配置するようにします。玄関やトイレや収納といったスペースですね。収納に至っては、直射日光を絶対に入れるべきではないし、玄関やトイレに至っては、ただ明るくするだけなら、必ずしも南からの光に頼らなければいけないわけじゃないですからね。
つまり、、、

✔︎家の明るさと土地の日当たりの良さは比例しない

ということです。
あるいは、言い換えると、設計とは土地が持つ問題を解決するための手段であるため、そもそも土地の日当たりなんて一切気にする必要がないというわけですね。

この基本原則さえ理解しておけば、土地に無駄に多額の費用をかける必要がなくなります。
結果、家づくりの予算を抑えることが出来るし、利息の支払いもその分圧縮することが出来ます。

ということで、土地を選ぶ時には、南向きにこだわる必要なんて一切ないということを覚えておいていただければと思います。この思い込みがなくなれば、家づくりの幅が一気に広がるし、家づくりのコストも随分と抑えられますから!

それでは、、、

50.大切な土地の選び方

例えば、あなたが住みたいとお考えの地域で、このような分譲地があった場合、あなたは、A・B・Cの中のどの土地を選ばれるでしょうか?

おはようございます。
SIMPLE NOTE 半田スタジオ 齋藤です。

おそらく直感的には、AかBの土地がいいかなと思われたのではないでしょうか?
Cは南に家が建っているため、日当たりが悪くなりそうなのに対し、AとBは南が道路となっているため、日当たりが良さそうですからね。

では、もう少し具体的に条件をつけてみるので、改めてお考えいただけますか?

南道路であるAとBは、土地の価格が坪あたり20万円とし、東道路であるCは、土地の価格が坪あたり18万円だとしたら、いかがでしょうか?
AとBは、50坪×20万円=1000万円で、Cは、44坪×18万円=792万円ということですね。
同じ立地でありながら、200万円ほど金額に違いが出ますが、この条件が加わるとしたら、あなたはどちらを選ばれるでしょうか?

✔︎土地の考え方

家は大きな買い物であり、やり直しがきかないこと。
そして200万円という価格差は、30年や35年といった長期で考えると、そう大きなものではないと思ってしまうこと。
この2つの理由から、出来ることなら、日当たりが良い土地を買いたいと思うのが、ごく当たり前の感情だと思います。

しかし、この分譲地の場合、土地購入に際してもう1つ考えなければいけない重要なポイントがあります。それは、「ワンルームマンション」が、道路を挟んだ場所にあるということです。
しかも、図面には書いていませんが、このワンルームマンションは、3階建て全24戸あるのですが、共用部分となる通路と玄関が全て北にあります。

つまり、AとBの土地は、目の前にあるワンルームマンションから常に丸見えの環境にあるというわけですね。それゆえ、このAとBに家を建てる場合、住み心地のいい家にするためには、ワンルームマンションからの視線を遮断する必要があります。

せっかく南からの光をたっぷりと家の中に採り込める土地を買ったにもかかわらず、です。

✔︎環境を無視して家を設計してしまうと・・・

例えば、南向きの土地の良さを活かして、南に出来るだけ多くの部屋を配置し、かつその南面に大きな窓をつくってしまったとしたら、一体どうなるでしょうか?
おそらく、その窓に付けたカーテンを、ずっと開けることが出来ないままでいるのではないでしょうか?
そして、朝からずっと電気をつけたままで過ごさなくてはいけなくなってしまいます。
また、この土地でウッドデッキを庭に向かってつくった場合も、間違いなく使いやすいウッドデッキにはなりません。マンションの人からだけじゃなく、周囲の人からも常に丸見えになるからです。

こんな状況になってしまうのでは、せっかくより高いお金を出してまでして、この土地を買った意味がなくなってしまうと言っても過言ではないと思いませんか?

多くの方が、南向きが一番良い土地だと完全に信じ込んでしまっています。しかし、現実は、南向きは最も設計が難しい土地です。日当たりが良いがゆえに、南に部屋や窓をつくらなければ勿体ないというバイアスがかかってしまうからです。

ですから、単純に日当たりが良さそうだとか、みんなが良いと言うからという理由でだけで、南向きの土地を選ばないように気を付けていただければと思います。
そして、周りの環境も考慮しながら土地を決めてもらえたらと思います。

では次回は、この分譲地のCのような日当たりが悪そうな土地についてお伝えしていきたいと思います。

内容が気になった方や具体的にお話しを聞きたい方は下記よりお問合せできます。
SIMPLE NOTE シンプルノート 半田スタジオ|デザインセンターオワリヤ (d-owariya.co.jp

49.住宅ローンでなにより大切なコト

住宅ローンを利用する時、 出来るだけ車や奨学金などのローンが ない方がいいのは当たり前なのですが、 そういったローンが残っているから 住宅ローンを借りることが出来ない・・ というわけではありません。
このような状況の場合は、 銀行が思っているだけの額を 貸してくれない可能性が高くなります。
本当は3000万円借りたいのに、 ローンが残っているせいで 2500万円しか借りられないという風に。
それゆえ、家を建てる時には、 なるべくローンがない状態に しておくコトをオススメしています。

おはようございます。
SIMPL NOTE半田スタジオのサイトウです。

もちろん、これはあくまで理想論であり、 現代社会の中で、 全くローンがない方なんて 皆無に等しい状態です。
例えば、あなたもスマートフォンを お持ちだと思いますが、 この機種代も2年〜4年といった期間で、 分割払いしています。
また、クレジットカードを使えば、 後払いとなるため、 これもれっきとしたローンとなります。

✔︎ローンがあることよりもその返済状況が大切

そして、銀行が重視するところは、 ローンがあるかないかということよりも、 そのローンを遅れることなく、 また忘れることなく、 毎月キッチリ返済出来ているかどうかです。

つまり、あなたが誠実であるかどうかを、 本審査の前の事前審査でチェックしている というわけです。
そして、遅れが連続して続いている、 あるいは督促が届いているにもかかわらず ずっと払っていない、 あるいは踏み倒している、 といった状態だと住宅ローンの審査に 大きく響いてしまいます。
ですから、家を建てたいとお考えであれば、 車や奨学金といったローンの返済はもちろん、 クレジットカードや携帯電話などの支払いも、 遅れたり、忘れたりしないように いつも気を付けておいた方がいいというわけです。

✔︎住宅ローンで気をつけること

ここまでお伝えしたように、 他にローンがあるからといって 住宅ローンが借りられなくなることはないのですが、 住宅ローンで気を付けるべきことが、 借り過ぎてしまうということです。

例えば、あなたの年収が400万で、 奥さんの年収が300万円あったとしたら、 2人の収入を合算すれば、 民間の銀行で3500万円〜4200万円、 フラット35なら7000万円近くまで 借りることが出来ます。
そして、多くの方が、 その枠をいっぱいまで 使おうとしてしまいます。

しかし、冷静に考えてみてください。 奥さんの収入は安定して ずっと同じだけあり続けるのでしょうか?
あるいは、あなたの収入も ずっと右肩上がりになるのでしょうか?
仮に奥さんが働けない状況に なってしまったら?
あなたが会社を辞めなければいけない 状況になり給料が下がってしまったら?
会社の業績が悪くなり、 ボーナスがなくなってしまったら? たちどころに生活が 苦しくなることはないにしても お金に不安を抱えながら 暮らし続けないといけないのは、 かなりしんどいですよね。

なので、たとえ周りの人たちが、 そうしているからといって、 あなたも同じようにして大丈夫だと 勘違いしないようにしてください。

住宅ローンで大切なことは、 いくら借りられるかではなく 自分にとって無理のない予算や 返済を間違えないことなので、 これを夫婦で話し合って、 正しい予算設定をしてください。

家が幸せを壊してしまっては、 元も子もありませんから・・・

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