2022年 10月 の投稿一覧

2.住宅ローン選びでミスをする一番の理由

35年後まで仕事が決まっているわけじゃないのに、35年後まで支払いが確定してしまうのが家づくりである、
ということをしっかりとご理解いただいた上で、家づくりの予算設定や住宅ローン選びは行うべきです。

35年もの長い間においては、何が起こるか全く予測出来ないからです。しかし、多くの方が、自分自身の予算を甘く見積もり、住宅ローンについてよく知らないまま、家づくりを進めてしまいます。

おはようございます。
SIMPLE NOTE半田スタジオ サカキバラです。

確かに、お金の話は、家や土地の話のように誰かに容易に聞きけるものではないし、聞きにくいことかもしれません。また、お金の話は、家や土地に比べて興味を持ちにくいことかもしれないし、難しそうなイメージがあり、出来れば避けて通りたいことなのかもしれません。

しかし、予算を甘く見積もり、また、住宅ローンを安易に選んでしまうと、これからの生活に悪影響を及ぼしかねないので、問答無用で、最低限の知識はつけなければいけません。

✓住宅ローン選びで一番大切なコト


当たり前のことですが、住宅ローンを選ぶ時、一番ポイントとなるのが『金利の安さ』です。
住宅ローンは、”複利”という期間が長くなればなるほど利息が雪だるま式に膨らんでいくという特徴をもっているため、出来るだけ低い金利を選択することが基本中の基本だからです。

しかし、多くの方が、その基本をまるで度外視したかのように住宅ローン選びをしてしまいます。
例えば、Aという銀行では、最初の10年間の金利が0.5%で、11年目以降の金利が0.85%だと仮定します。そして、Bという銀行では、最初から最後までずっと金利が1.0%だと仮定します。

この場合、金利以外の条件が同じだとしたら、あなたなら一体どちらの銀行を選ばれますか?もちろん、間違いなく全員がAを選ばれると思いますが、現実は、多くの方がBを選ばれています・・・

では、その理由は一体なのでしょうか?
その理由はごく簡単で、そのような住宅ローンがあることを知らないだけ、です。
知っていれば、わざわざ損することが決まっている商品を買う人なんて絶対に居ないでしょうからね。

もちろん、たとえ知っていても、別の理由があって、その銀行で住宅ローンを借りることが難しいこともあります。しかし、多くの方が、知識不足であるがゆえに、わざわざ無駄に多くの利息を支払わざるを得なくなってしまっている・・というのが、残酷ではあるものの現実です。

ということで、これから家づくりをするあなたは、知らないことで大切なお金を、何百万円も無駄にしないためにも、住宅ローン選びにも細心の注意を払っていただければと思います。

とはいえ、ただ単に金利だけを見て、住宅ローン選びをしてしまうと、それはそれで後々大変なことになってしまいかねないので、次回は、住宅ローンについてもう少し詳しくお伝えしていきたいと思います。

それでは、、、

1.豊かな気持ちで暮らせる住まい

ブログ初投稿です!
半田スタジオ サカキバラです!

お家づくりはほとんどの方が人生で一度きり。
こうしとけばよかった~と後悔しないように家づくりのヒントを載せていきたいと思います!
宜しくお願いします。

今回は明るさ(採光)について。

室内を光に満ちた明るい空間にするためには、窓から光を安定的に採り込むことと、その光を家全体にまんべんなく届けるための工夫が必要となります。

そして、そのためには、まずは、カーテンを閉めなくてもいい窓をつくること、次に、窓から入ってくる光が家全体に広がるように、室内仕上げをしていかなければいけません。

では、カーテンを閉めなくてもいい窓をつくるためには、どうすればいいのかと言うと、そうしたい窓を、外から丸見えの窓にしないようにすることです。
カーテンを閉める一番の原因が「外からの視線」だからです。
(もちろん、室内からは外が見えるようにしながらです)


また、直射光が入ってき過ぎることも、カーテンを閉めてしまう原因となることから、直射光の採り込み方にも工夫する必要があります。
眩しすぎる光はテレビが見にくくなる原因にもなるし、床や家具などの痛みの原因にもなりますからね。
さらに、ガラスにも一工夫を加えると、室内がもっともっと明るく生まれ変わります。

意匠性も高く、かつカーテンを閉める必要がない透明でもなく、かつスリでもないガラスを使用することによって。

このように、以上の3つのコトに留意して窓をつくることが出来れば、無駄にたくさん窓をつくらずとも、たくさんの光が室内に入ってくるようになります。
窓の本数が減れば、窓のコストもカット出来るし、同時にカーテンにかかるコストもカット出来ますしね。

光を拡散するための工夫

次に、入ってきた光を家全体に拡散させていくんですが、そのために欠かせない1つ目の要素が、『白』を内装のベースカラーにすることです。
白は光を拡散してくれるカラーだからです。

また、光に満ちた明るい空間にするためには、天井にもしっかりと光が届くべきなので、天井と同じ高さの室内ドアを使い、かつ、天井と同じ高さの窓を使うことで、より光が縦横満遍なく拡散していくようにします。

さらに、廊下をつくらないことも大切なことです。
廊下が出来れば、そこで光が遮断されやすいですからね。
光が閉ざされた場所を明るくしようと思えば、余分に窓を設置しなくてはいけなくなり、コストアップの原因にもなってしまいますしね。

以上の点に留意すれば、暗くなりがちな天井付近や、暗くなりがちな家の北側にまでもしっかりと光が届き、一日中、家全体に安定した明るさをもたらすことが出来るようになります。

きっと、自然の光に満ちた明るい空間は、あなたに心地いい時間を与えてくれることでしょう。

また、光の動きによって時間の流れや四季の移ろいが感じられることは、あなたに心の豊かさをもたらしてくれることでしょう。

さらに、光に満ちた明るい空間は、あなたの住まいの開放感を、さらに増大させてくれることでしょう。

とうことで、いつも自然が感じられる光に満ちた家にするためにも、カーテンがなくても暮らせるような間取りづくりを意識していただければと思います。

そして、豊かな心で暮らし続けることが出来る住まいを是非つくってください!
 それでは、、、