誰しもにとって 「家」は憧れの存在だと思いますが、 いざ購入に踏み切ろうとしたら、 漠然とした不安が押し寄せてくるのもまた、 共通したことではないでしょうか?
それゆえ、家づくりを 心から楽しめるようになるためにも、 まずこの漠然とした不安を 払拭しなければいけません。
おはようございます。
SIMPL NOTE半田スタジオ サイトウです。
では、今回からは 家づくりに関連するお金のことについて お伝えしていきたいと思います。
とっても大事なお話です。
✔︎将来のことまで考えていますか?
家づくりで最も大切なことが、 今の状況だけじゃなく 将来のことまで考えた上で、 買わないといけない、ということです。
そうしておかないと、 家づくりにお金を掛け過ぎてしまい、 子供たちの教育や自分たちの老後に備えていく 余力がなくなってしまうからです。
なので、これに関しての 個人的な意見をお伝えさせていただこうと思います。
気の早い話ではありますが、 まずは老後資金についてからです。 豊かな老後を過ごすためには、 毎月35万円ほど必要と言われており、 今のうちから考えて計画していかないと その確保が難しいかもしれないので、 勉強がてらお付き合いいただければと思います。
✔︎内容を知りプランを立てること
年金には国民年金と厚生年金から成る公的年金と、 厚生年金基金や確定拠出年金といった私的年金の 2つの種類が存在するのですが、 あなたが払っている年金が国民年金だけなのか、 それとも厚生年金も上乗せして払っているのか、 あるいは、さらに上積みして私的年金も払っているのか によって将来受取れる金額は違ってきます。
また、公的年金は60歳から75歳までの間で、 いつからもらうのかを選ぶことが出来るのですが、 どのタイミングで受け取るかによっても、 支給される金額が大きく違ってきます。
65歳から国民年金を受け取る場合、 年間で約79万円ですが、 (20歳〜60歳までちゃんと払った場合です) これを60歳から受け取るとしたら、 支給額が24%減ってしまうし、 逆に70歳から受け取るようにしたら、 支給額が42%増えるといった感じですね。 (75歳まで遅らせればさらに42%増えます)
そして、これらを踏まえた上で、 どのように働いていくのか、 どのように受け取るようにするのかを、 考えていかないといけません。
もちろん、これからは 奥さんもガッツリ働き、共働きで稼ぎ、 家事も育児も協力するという スタイルが一番オススメです。
理由は、奥さんも厚生年金に加入出来れば、 年金の支給額が増えるからです。 かつ、夫婦そろって私的年金にも 加入した方がいいのですが、 その時に個人的にオススメなのが iDeCoという個人型確定拠出年金です。
掛け金が全額所得控除の対象となるため、 年末調整でお金が返ってくるからです。
今の時代、銀行にお金を預けていても 全くお金が増えませんからね。 仮に毎月2万円を銀行に預けていった場合、 年間貯蓄額の24万円につく利息は、 わずか2円足らずですが、 これをiDeCoに預けていった場合、 返ってくる税金は所得税と住民税を合わせると、 年収にもよりますが、 一人当たり3.6万円ずつって感じでしょうか。
そんなこんなで、 こっちにお金を預けていった方が得というわけです。 (ちなみにiDeCoは60歳までお金が引き出せません)
そして、出来るだけ長く働くようにし、 出来れば公的年金の受け取りは 75歳から始めることをオススメします。
国民年金の支給額が84%も増えるからです。
つまり国民年金の支給額が、 約79万円×1.84倍×2人分=約290万円となり、 これに上乗せして支給される厚生年金まであれば、 それだけでやっていけそうだということですね。
今のうちからiDeCoを掛けておけば、 その分の上乗せ分だってありますしね。
これが僕のオススメプランなんでですが いかがでしたか? 長く働くと考えると、 なんだかゾッとしますが、 人生100年時代と言われている今、 ぶっちゃけそんなに早くリタイアしても 暇を持て余すだけだと思います。
なので、出来るだけ長く働くことで、 小額ながらも稼いでいくことが とっても大事なことだと思います。
とはいえ、いつまでも健康で働けるかどうかが わからないので、iDeCo に加入することも大事だし、 もっと言うならば、出来ればお金が増える方法で 貯蓄していくことが大事なんですけどね。
では次回は、 子供たちの教育資金についてお伝えしつつ、 どのように家づくりの計画を立てればいいのか? を考えていきたいと思います。
次回もお楽しみにー
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