2023年 9月 の投稿一覧

93.家づくりと3つの投資

人生で一番高い買い物が「家」で、 二番目に高い買い物が 「生命保険」だと言われています。
そして、多くの方が家庭を持つと同時に この2つが必要だと考え購入するわけですが、 その上で大切なことは、 その購入の仕方とそこに投じる金額です。

なぜなら、この2つの大きな買い物は、 いずれも長きに渡って 払い続けなければいけないものであり、 その予算を間違えると老後のための 余力資金がなくなってしまうからです。

おはようございます。
SIMPLENOTE半田スタジオサイトウです。

さて、今回は人生100年時代に備えた 豊かな老後を過ごすために必要な 「3つの投資」について お伝えしていきたいと思います。
要は、これら3つの投資が出来るよう 余力を残しながら家づくりをすべきなので、 今回の記事を参考にしつつ、 そうしていただけたらと思います。 例外なくこれから家を建てる人全てに、 メチャクチャ大事な話です。

✔︎自分への投資

例えば100歳まで生きるとして 65歳でリタイアしてしまうと、 残り35年もの長い間 年金と貯金だけでやっていくのは 不可能だと思います。
また、そんな長い間、 ずっと働かないまま過ごしていくのも 死ぬほど退屈だと思うので、 そう考えても働けるところまで働くのが、 これからの当たり前になるのではないでしょうか?

とはいえ、80歳まで頑張って働くぞー! と自分だけが勝手に意気込んでいても、 雇ってくれるところがあるかどうかと、 雇ってくれても賃金がどうなのか、 という問題が発生してきます。

それゆえ、今のうちから、 自己投資をすることによって、 常に勉強・挑戦し、 スキルを身につけていく必要があります。

また自己投資というと、 教材や本を買うとか、 セミナーに行くとか、 資格を取るという風に、 勉強する方向に偏りがちですが、 長く働くためには、 「健康」に配慮することも大切です。
そもそも健康じゃないと、 元も子もありませんからね。 それゆえスキルを身につけると同時に 健康を維持するために、 定期的に運動するとか、 普段から食事に気を付けるなど、 継続的に自己投資していかないと いけないんですよね。

✔︎子供への投資

続いては子供への投資です。
子供たちが自立して 生活していってくれるようになるかどうかも、 あなたの老後に大きく関わってくるわけですからね。

そのためには、 子供たちに十分な教育投資を行い、 将来の可能性を高めてやることが 親としての大切な役割となります。
それゆえ、 その資金が出してやれなくなるぐらい 家や保険や車などにお金を投じるのは 子供にとっても悲劇だし、それが結果的に あなたに跳ね返ってくることになるので、 子供に投資が出来る余力を残しつつ 家の予算設定をしていただければと思います。

✔︎金融資産を増やす投資

そして3つ目の投資が、 資産形成のための投資です。 というのも、 自己投資をすることによって長く健康で居続け、 かつ独自のスキルを身につけることで、 より収入にレバレッジを かけることが大切ではあるものの、 そう絵に描いたようにいかないのが人生だからです。

もしかしたら体調を崩し 早くから働けなくなってしまうかもしれないし、 働けたとしても 大して収入が期待出来ないかもしれません。
となると、それをカバーするだけの 資金をつくっておかないといけません。

つまり、勤労収入だけに頼るのではなく、 勤労によって得たお金の一部を 常に資産形成のために 積み立てていかないといけないというわけです。
と言っても、 じゃあそのためにはどうしたらいいのか? よく分からないですよね。

ということで、 次回はそのためにどうするべきなのかについて、 もう少し突っ込んで お伝えしていきたいと思います。
まとめとしては、 とにかく今回お伝えした3つの投資に お金が回せなくなるような予算で、 家づくりをしないこと、 これを心がけてくださいということでした。

92.偏った見方に要注意

カーボンニュートラルの流れを受けて 世界的に自動車のEV化が急ピッチで進んでいっています。
中国は2035年を目処に、 すべての新車を電気自動車や ハイブリッド車などにすると言っているし、 (現在、新車販売全体の約5%である電気自動車や 燃料電池車などの「新エネルギー車」の割合を 2035年を目処に50%以上に引き上げ、 逆にガソリン車をゼロにするらしいです)
日本に至っても、ついにトヨタが 本格的にEV車に取り組み出しましたしね。

おはようございます。
SIMPLENOTE半田スタジオサイトウです。

では、これが自分たちの生活に 一体どのように影響してきそうなのかについて 今回は、お伝えしていきたいと思います。
と言っても、 あくまで僕の想像の範囲の話なので、 参考程度に読んでいただければと思います。

✔︎電気料金が高くなる

以前にもお伝えしたかと思いますが、 すでに電気料金は年間で3%というハイペースな割合で値上がりしていっています。
知らない間に電気料金の中に含まれている 太陽光発電の売電金額の減資となる 再生可能エネルギー賦課金の割合も 年々上がっていっていますしね。
そして、この流れはおそらく 今後ますます加速するんじゃないかなと思います。

理由は、電気の約70%をつくっている 火力発電を縮小せざるを得ないからです。
火力発電は、電気をつくる時 メチャクチャ二酸化炭素を出しているらしいですからね。

となれば、現在止まっている原発の中で 安全性が高いものだけを稼働させると共に、 洋上風力発電や太陽光発電といった 再生可能エネルギーを普及させないといけないんですが、 この結果、電気をつくるコストは 確実に上がり続けることになると思います。

✔︎電気を買わないという選択肢

そんなこんなで、 これから家を建てる上で大前提となるのが、 「電気を自給自足する」という考え方です。
そして、そのために必要なのが 「太陽光発電」「蓄電池」です。
今のペースのまま 電気料金が上がっていくと仮定すると24年後にはざっと電気料金が2倍になります。
となると、単純に生涯払い続けなければいけない 固定費の負担が増加することになります。

また、後々蓄電池を設置した方が良さそうな理由は、 夜の電気も買わなくてよくなるのはもちろん、 災害が起こった時にも困らないのと、 今後は確実にEV車が主流となってくるからです。

つまり、太陽光発電によって発電した電気で 昼間は生活しつつ余った電気を蓄電池に保存し 夜はその電気で生活する。
かつ自動車の充電もするといったイメージですね。

電気代とガソリン代の両方を節約出来れば、 家計的にも大幅に負担が減りますしね。
なので「買取金額が安くなったからダメだ」 という偏った論点にだけは、 絶対に踊らされないように 気を付けていただければと思います。

太陽光発電をつける理由は、 あくまで高騰していく電気を 買わなくていいようにするためですから。 リスクヘッジの観点ですね。

とはいえ、太陽光発電の設置や 蓄電池の設置にもお金がかかるわけなので、 あらかじめ投資と回収の試算を行うこと、 そして、その買い方を間違えないこと、 さらに、メーカーや製品の選定も大切なので、 その点も重ねて注意しながら 家づくりを行っていただければと思います。

内容が気になった方や具体的にお話しを聞きたい方は下記よりお問合せできます。
https://sn.d-owariya.co.jp/#contact

91.家づくりの予算が高くなる土地

前回お伝えさせていただいたように、 家を建てる誰もが 日当たりがいい家にしたいがために、 南向きの部屋がつくりやすい 南向きの土地を選ぼうとしますが、 そうすれば確実に家づくりの予算が 跳ね上がってしまうことになります。 土地代はもちろん、 家代も高くなるし 外構代も高くなるからです。

おはようございます。
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では、その理由を 一つ一つ紐解いていってみますね。

まず日当たりがいい南向きの土地は、 日当たりが良くない それ以外の土地に比べて、 土地の価格が割高に設定されています。
それを欲しいと思う人の数が、 供給出来る土地の数よりも多いからです。

また、人気がある土地は 基本値引き交渉も出来ません。
他にも欲しい人がいるということは、 わざわざ値引きして売らなくても 値引きせずそのまま買ってくれる人に 売った方が得だからです。
そんなこんなで、 まず土地取得コストが割高になります。

続いて家のコストについてです。 南向きの土地を買った場合、 確実により多く部屋を南に配置し その南面に大きな窓をつくるでしょう。
そうするために、より高いお金を出して 南向きの土地を買ったわけですからね。
しかし、その窓からは たくさんの光が入ってくると共に、 たくさんの視線も入ってくることになります。

結果、そこにはカーテンが必需品となります。
また、防犯や安全のために 重ねてシャッターも設置する方が 数多くいらっしゃいますが、 このシャッターもカーテン同様に オプション費用となります。
そして、これらのコストを合わせると ざっと100万円前後はかかるというわけですね。

最後に、外構工事についてです。 庭をつくるための工事ですね。
家を建てる時、 家とセットで欲しいのがウッドデッキですよね?
以前に比べてお家で過ごす時間が長くなった現在は、 なおのことじゃないでしょうか。
しかし、家の中同様 周囲から丸見えの場所につくったウッドデッキは、 決して使いやすいものではありません。
それゆえ、使いやすくするために、 目隠しもセットで工事しなければいけません。
あるいは塀を高くつくるか、 あるいは植栽を目隠し代わりに植える といった工夫をしなければいけません。

結果、外溝工事コストも どんどん膨らんでいくことになります。
このように、南向きの土地を買い 南向きで部屋と窓をつくれば、 土地代が高くなるだけじゃなく 家代も庭代も高くなってしまいます。

そしてその結果、家づくりの予算が膨らみ、 その負担が毎月の返済にのしかかってきてきます。
なので、南向きの土地は、 家づくりの予算が上がりやすい ということも頭に入れつつ 土地選びをしていただければと思います。
また同時に、 そういったお家が本当に暮らしやすく 快適な家なのかどうか ということもよく考えながら 家づくりをしていただければと思います。

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90.南向きという固定概念

家づくりをするにあたって、 リビングを含めた居室は 「出来るだけ日当たりを良くしたい」 とお考えになると思います。 そして、そうするために 誰もが日当たりが良い土地を買おうとします。
しかし、現実は土地の日当たりの良さと 家の明るさや快適性には 大して相関関係がありません。
いや、むしろ土地の日当たりの良さが かえって家の快適性を損なう傾向が あるのではないでしょうか?

おはようございます。
SIMPLENOTE半田スタジオサイトウです。

例えば、あなたが日当たりの良い 南向きの土地を買ったとしたら、 あなたは家を建てるにあたって 一体どのような希望を 住宅会社に伝えるでしょうか?

おそらく大体の方が 出来るだけ全ての部屋を南向きにして欲しい とお伝えになると思います。
せっかく高いお金を出して 日当たりが良い土地を買ったわけですからね。
その恩恵を最大限に受けたいというのが 当たり前の感情だと思います。
しかし、日当たりが良い土地は そこに大きな落とし穴があります。

✔︎暮らしている姿を想像していますか?

南向きの土地に 南向きの部屋をたくさんつくり かつ大きな南向きの窓をつくった場合、 そこからはたくさんの光が入ると同時に たくさんの視線も入ってくることになります。
となると、その窓には視線を遮るための カーテンが必需品となります。
そして、カーテンによって 光を遮断してしまうことになります。

また、視線が気になるお家は 防犯的にも不安を抱えることになります。
外から見たら間取りも分かってしまうし、 夜になると、照明によってどこに居るのかまで 分かってしまうからです。
となると、防犯強化のために シャッターもつけざるを得なくなります。
シャッターをつけておけば、 台風の時に何か飛んできた時も 窓が割れるのを防止出来るので一石二鳥ですしね。

そして、南から容赦なく差し込む 直射日光の眩しさや暑さを緩和するために、 カーテンどころかシャッターまで 閉めっぱなしにしてしまうことになります。
さて、このお家は本当に明るくて 快適な住まいなのでしょうか?

ですよね。100%違いますよね。
だって、カーテンが開けられないということは、 そこに壁があるのと同じと言っても過言じゃないし、 さらにシャッターまで閉めてしまうと、 もはや何のためにそこに窓をつくったのか、 その意味すら無くなっちゃいますからね。

実に多くの方が このジレンマの中で暮らしているのですが、 この原因は、確実に 「南向きに部屋をつくらなければいけない」 という思い込みです。

確かに、寝ている時間以外の 全ての時間を過ごすことになるリビングは 日当たりがいい南向きで窓をつくるのが理想的です。
しかし、明るさと快適性を担保するためには、 それに加えてプライバシーも 担保しなければいけません。

逆に言うと、 プライバシーが担保されてない状態で どれだけたくさん南向きの窓をつくっても それは意味がないということです。
なので、家づくりをする時には、 部屋の位置をどこにするのかまで指定しないように 気をつけていただければと思います。
リビングを南向きにつくることは大切ですが、 リビングの配置は、 その土地の環境に合わせながら決めないと、 プライバシーと明るさ・快適性が両立した リビングをつくることが出来ないので。
そして、土地選びにおいても、 決して南向きだけにこだわらないように していただければと思います。 南向きの土地は価格も相対的に高く設定されていますしね。
では、次回は南向きの土地について コスト面にもう少し突っ込んで お伝えしていきたいと思います。

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89.家づくりの前に整理すべき項目

家を建てるにあたり 住宅ローンを借りると、 必然的に名義人には 掛け捨ての生命保険が掛けられます。
つまり、名義人にもしものことがあった時は、 その生命保険が実行され ローン残額が「0」になるため、 残された家族はローン返済という 重い負担を引き継ぐ必要はないということですね。
それゆえ、家を建てる時は、 出来るだけご主人だけの名義だけで 家を建てていただくことをオススメしています。

おはようございます。
SIMPLENOTE半田スタジオサイトウです。

言い換えると、 家を建てるということは 家族に資産が残せるということなので、 ここから言えることは、 ずっと賃貸で暮らしていくよりは、 家を持った方がいいということです。
歳をとるに連れて間違いなく 賃貸物件を借りにくくなってきますしね。
収入に対するリスクや 死亡リスクが高くなるからです。

そんなこんなで一般論としては、 家を持った方がいいとなるのですが、 とはいえ、ここで重要になってくるのが どのように家を持つのかということです。
つまり、重要なのは お金の掛け方だということですね。

✔︎ここで頭を整理していきましょう!

では、ここからは これから家を建てるにあたって、 費用面に直結することで、 考えておくべき材料を 思い浮かぶだけ書き出していっていますね。
・けっこう高い確率で100歳まで生きるかもしれない
・ということは(100年−現在の年齢)を この家で過ごすことになる
・死ぬまでずっと使いやすい間取りとは?
・やがて夫婦だけで暮らすようになる
・一体何歳まで働けるのだろうか?
・退職後は年金だけでやっていけるのか?
・やっていけないとしたら、 その不足費用をどうつくっていくか?
・子供たちはやがて家を出て行く
・ということは、 その後その部屋をどう使うか?
・大学の進学資金はどうするかと 県外に行った場合、 追加でかかる家賃や生活費をどうするか?
・家の外壁の塗り替えは どれくらいの周期で必要となるのか?
・そして、その費用にどれくらいかかるのか?
・固定資産税がどれくらい必要なのか?
・火災保険料がどれくらい必要なのか?
・家電の買い替え周期はどれくらいなのか?
・そして、その費用にどれくらいかかるのか?
・老朽化した住宅設備入れ替えに伴う 数十年後の家の中の改修工事費用は どのように捻出するのか? ・そして、その際 出来るだけ余分な出費が出ないように 今のうちからしておくべきことがあるか?
・年3%の割合で上がっていっている 電気料金の負担をどう軽減していくか?
・そしてその電気料金は生涯コストとなること ざっとこんなもんですかね。

もっと考えてみると、 他にもあるかもしれませんが。
あまり住宅会社では こういったことを言ってくれないかもしれませんが、 これらは家づくりをする時に考えておかないといけない とっても重要なことばかりです。

なので、耐震や温熱や 設備機器や材料や仕上がりなども 家づくりのとっても重要なことですが、 それに並行して、そこには予算があり そのバランスをとることが重要だということ、 そして、その予算はこういったことを考慮した上で 決めなければいけないということも覚えておいてください。
まずは、これらについて夫婦で話し合った上で 家づくりを進めるようにすれば、 生涯、豊かな暮らしが保証された 家づくりが出来るのではないでしょうか?

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88.資産でもあり負債でもあるという観点

おはようございます。
SIMPLENOTE半田スタジオサイトウです。

今回は 車や家にお金を使い過ぎてはいけない というお話をしていきたいと思います。
住宅会社がこのような話をすることに 違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、 これから家を建てる会社勤めの方には 必ず知っておいていただきたい内容なので、 どうぞ最後までお付き合いください。

✔︎「いい車」には乗るべきではない?

ここで言う「いい車」とは、 外国車や国産車に限らず 値段が高い車のことを指すのですが、 これから家を建てる方は、所得が少々高かろうと あるいは共働きで少々家計にゆとりがあろうと、 いい車に乗るべきではないというのが個人的な意見です。
理由は、社長や会社役員じゃない限り 車を購入する費用は、 自分の所得から出さないといけないからです。 (社長や会社役員は自分の所得からではなく、 会社のお金で車を購入します)

つまり、車にお金を使い過ぎると その分、別のことにお金が使えなくなってしまう ということですね。 また、車体費用だけじゃなく維持費としてかかる ガソリン代も、保険代も、車検代も、修理代も全て、 社長や会社役員は全て会社の経費でまかなえますが、 そうじゃない方は、これらも全て当たり前のように 自腹で支払わなくてはいけません。

それゆえ家の次に高い固定費となる車には、 家同様にお金を掛け過ぎないことを オススメしているというわけです。
とはいえ、いい車に乗っていることで 仕事のモチベーションが高まり、 結果、高いパフォーマンスをもたらしているという方も 少なからずいらっしゃるとは思うので、 一概にダメだとも言えないんですけどね。

しかし、社長や会社役員がいい車に乗るのと そうじゃない方がいい車に乗るのとでは、 全然、意味合いが違うということだけは 覚えておいていただければと思います。
彼らは、自分自身の懐を痛めることなく いい車に乗ることが出来るわけなので。
ちなみに、同じ車に10年乗るとしたら、 車体費用が600万円の車と300万円の車では、 300万円÷120ヶ月=毎月25,000円 自由に使えるお金が違ってくる ということになりますよね?

✔︎お金に無知なままで家を建てない

多くの方が100歳まで生きるかもしれない と言われている時代に突入したため、 老後資金問題はこれから深刻な問題となってきます。
その上、その前には 子供の大学進学という莫大な出費が あなたを待ち構えています。
ゆえ、家を建てた後も、 家の維持管理費用はもちろん、 それに加えて進学資金と老後資金を 計画的に形成していかなくてはいけないのですが、 そのためにはお金に対する基礎的な知識を つけるべきではないでしょうか。
家や車は、豊かな暮らしを送るために 大切なものであることに違いはありません。

しかし、違った視点から捉えると これらは大切な資産ではあるものの、 これらそのものが直接的に お金を生んでくれるわけではないという風にも 考えることが出来ます。
つまり「資産」であると同時に 「負債」でもあるということですね。

それゆえ、個人的には 可能な限り家や車にかけるお金を減らし、 その分、直接的にお金を増やしてくれる資産に お金を投じるべきだと考えています。

つまり、比較的小さい金額から行える 「iDeCo」「つみたてNISA」といった 積立投資を早いうちからすることによって 長期的にお金を増やしていくべきだということですね。

家は、建てると同時に 債務者にもしものことがあった時には 家の借金が帳消しになる生命保険がかかるし、 住宅ローン控除によって 多くの税金を還付してもらえるので、 建てるか建てないかで言うと、 絶対に建てるべきだと思います。

しかし、貯蓄や積立投資に回す余裕がなくなるほど、 家にお金を使い過ぎることは絶対に間違っています。
家や車にお金を使い過ぎてしまうと、 家をいい状態で維持していくためのメンテ費用や、 子供たちの教育資金、そして自らの老後資金に 確実にその皺寄せがやってくるでしょうしね。

なので、家づくりをきっかけに お金の勉強も同時にしていただくことで、 車や家へのお金のかけ方について 今一度ご夫婦で話し合っていただければと思います。

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87.家づくりと資産形成の両立

いま巷では資産形成が必要だと言われていますが、 その理由は、大きく分けると以下の2つに集約されています。
まず1つ目の理由が、 勤労収入が減る一方で私たちの負担は増えていること。
そしてもう1つの理由が、 銀行に預金していても全くお金が増えないことです。
そんなわけで、 これから家を建てる方はもちろん、 誰もがコツコツと資産形成をしていく 必要があるというわけですね。 「銀行への預金」ではなく 「積立投資」という手段を使って、です。

おはようございます。
SIMPLENOTE半田スタジオサイトウです。

では今回は、この2つの理由について もう少し深くお伝えした上で、 具体的にどうすべきかについて 考えていきたいと思いますので、 どうぞ最後までお付き合いいただければと思います。

✔️可処分所得が減っているという現実

資本主義国家であるにもかかわらず、 残念ながら日本はアメリカのように 右肩上がりで経済が成長しておらず、 結果、給料が全くと言っていいほど上がっていません。

実際、国税庁が発表している 「民間給与実態統計調査書」によると、 サラリーマンの平均給与は、 1997年の467万円をピークに下降の一途をたどり、 2018年では441万円まで下がっています。
一方で昨年財務省が発表した国民負担率は、 (税金、年金、健康保険などの社会保険料の負担の割合) 44.6%と過去最高水準となっており、 かつ、恐ろしいことにこの数値は年々更新されていっています。

その上、消費税も増税されたため、 社会保険に加えて日々の生活の負担も 確実に重くなってきていますしね。
このように、 家計の収支バランスは年々悪化していっており、 可処分所得(自分たちが自由に使えるお金)が どんどん減っていっているという状況が現在の日本です。

✔️どん底状態に沈んだ金利

そして、経済が成長していないことで 引き起こっていることが銀行の預金金利の低下です。
おそらく銀行にお金を預けていても 全く増えないことは周知の事実かと思いますが、 その数値たるや絶望的な状況です。

具体的な話をすれば、 リーマンショック前の2007年12月の 定期預金金利は0.4%、 普通預金金利は0.198% だったのに対し、 現在の定期預金金利は0.002%、 普通預金金利は0.001%となっており、 現在、銀行に1000万円貯金したとしても、 金利が高い方の定期預金でさえ、 年間でわずか200円しかお金が増えない (そこから税金が引かれるので実際は160円) という状況ですね。

しかし、分かっていながらその手段を選択しているのは、 「貯蓄=銀行」という選択肢しか知らないから, あるいは「増えないけど減りもしないからいいや」 というマインドではないでしょうか?

✔︎預金一択では資金がもたない

そんなこんなで、私たちは生活していくために 共働きをし続けるという選択肢を取るしかないわけですが、 この考え方には、仮に健康や介護などを理由に どちらか一方が労働から離脱するようなことになれば、 その状況は一変してしまうという脆弱性が潜んでいます。

それゆえ、銀行への預金一択ではなく、 保険というリスクヘッジもうまく使いつつ、 同時に「積立投資」をしていくべきだというのが 個人的な意見です。

そして「積立投資」をするにあたり その手段として選ぶべきことが2つ。
1つは「個人型確定拠出年金iDeCo」です。 奥さんも扶養の範囲をはみ出して働いているとしたら、 夫婦そろって加入していただくといいと思います。

理由は、積立によって年金の上乗せ分が貯まっていくため、 間違いなく老後資金の足しになること、 そして、積立資金が全額所得控除の対象になることです。
つまり、年末調整で返ってくるお金が増えるということですね。

もう1つは「つみたてNISA」です。
これには問答無用で夫婦そろって加入すべだと思っています。
出来れば夫婦それぞれ毎月33,333円ずつ、です。 理由は、ドルコスト平均法による積立投資は、 年度によるものの毎年平均8%ずつお金が増えていっており、 その結果「つみたてNISA」が満期になる20年後には 預けたお金が2倍〜3倍ほどになっている可能性が高いからです。
つまり、20年間で満額800万円を預けることが出来れば、 その資金が1600万円〜2400万円に なるかもしれないというわけですね。

そう考えると、銀行預金並みに全くお金が増えない 「学資保険」にお金を預けることも馬鹿らしいと思いませんか?
奨学金というローンを子供たちに背負わせる 必要だってなくなるかもしれないですしね。

いかがですか? 結論を申し上げると、 まずは可能な限り夫婦そろって働き続けること。
そして、その上で先程お伝えした 2つの積立投資を夫婦そろってやり続けること。

この2つがこれからの時代には 必要不可欠だというのが個人的な意見です。
そして、これを実現するために、 無駄な保険は見直すべきだし、 保険以外の固定費も可能な限り抑えるべきです。
車や家にかけるお金ですね。
車も家も 豊かな暮らしには欠かせない大切なものですが、 その費用の掛け方までよく考えた上で、 買い物をしなければいけないということもまた 覚えておいていただければと思います。

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86.電気料金の今後と家づくりと

東日本大震災をきっかけに 原発が停止となったことで さらに火力発電比率が高まり、 発電に必要なLNG(液化天然ガス)や 石炭などの燃料費が増大しました。
また、それと同時に、 太陽光発電を代表とする 再生可能エネルギーの普及が進み、 再エネ賦課金が導入されたことで、 電気料金が上昇しました。
そして今後、 脱炭素の流れが進むことで、 さらに再生可能エネルギー比率が 高まることが予想されることから、 電気料金は引き続き値上がりの一途をたどる と言われています。
その上昇率たるや年間3%ずつだとか・・

おはようございます。
SIMPLENOTE半田スタジオサイトウです。

つまり、この上昇率を維持したままだと、 電気料金は、24年後には ざっと現在の2倍になるということです。
仮に現在の電気代が約10,000円だとしたら、 24年後は、同じ条件で電気を使った場合、 電気代が約20,000円になるということですね。
以下、計算結果です↓
10,000円×1.03=10,300円(1年後)
10,300円×1.03=10,609円(2年後)
10,609円×1.03=10,927円(3年後)
10,927円×1.03=11,255円(4年後)
11,255円×1.03=11,593円(5年後)
11,593円×1.03=11,940円(6年後)
11,940円×1.03=12,299円(7年後)
12,299円×1.03=12,668円(8年後)
12,668円×1.03=13,048円(9年後)
13,048円×1.03=13,439円(10年後)
〜途中(11年後〜20年後)省略〜
18,061円×1.03=18,603円(21年後)
18,603円×1.03=19,161円(22年後)
19,161円×1.03=19,736円(23年後)
19,736円×1.03=20,328円(24年後)
もし、ホントにこうなるんだとしたら、 この積み重ねは将来の暮らしを かなり圧迫しかねないので、 家づくりをする時には、 そうなる将来に対して 何らかの対策をしなくてはいけません。

✔︎太陽光発電の賛否両論

高騰する電気料金への対策として、 もっとも争点となるのが、 太陽光発電を設置するか否か ということです。
ネガティブな意見にフォーカスすると、 買取金額が下がって 元が取れないからダメだとか、 パワコンが途中で壊れて その交換代がいるからダメだとか、 産業廃棄物だから廃棄処分に 莫大な費用がかかるからダメだとか、 言われていますからね。

また、四季があり雨も多い日本は、 そもそも太陽光発電に適した国じゃない という意見もあるし、 発電しない夜の電気料金を賄うには、 蓄電池が必要なのですが、 それも、まだまだ費用が高く、 かつスペックも発展途上状態なので、 そういったことも 設置に後ろ向きになってしまう 確固たる意見であることも事実です。

✔︎で、どっちがいいの???

というわけで、ここからは 僕の意見をお伝えしていきたいと思います。
僕自身は、建てる方にも 太陽光発電の設置をオススメしているし、 実際、自分の家にも設置しています。
人に薦めるからには、 まず自分で試すことが大切ですからね。

これは太陽光発電だけに限らず、 iDeCoやつみたてNISAに関してもですけどね。
太陽光発電設置に賛成である理由は、 メチャクチャ単純で、 冒頭でお伝えさせていただいた通り、 確実に電気料金が上がっていくからです。

つまり、太陽光発電設置に投資した費用を 買取金額の収入で回収していくという考えじゃなく、 高騰していく電気を買わないようにするために 太陽光発電の設置をオススメしている というわけですね。
蓄電池に関しては、 僕も設置していないので、 現在はまだなんとも言えませんが、 遅かれ早かれ将来的には設置すると思います。
太陽光発電は夜100%発電しないので、 蓄電池が必要なのは明らかですからね。

昼も夜も、 自給自足で暮らしていければ 生涯ずっとランニングコストとなる 電気料金に一喜一憂する必要もなくなるし、 地震や災害などで停電になった時も、 あたふたする必要もなくなるというわけですね。

ということで、 近年、多発している自然災害や 今後の電気料金の高騰に備えるため、 そして大地震が起こった時の ライフライン停止による 混乱に備えるためにも、 ぜひ前向きに太陽光発電の設置を 検討いただければと思います。

現在は初期費用なしで設置出来るので、 廃棄問題や気候的な問題に対する賛否両論、 様々な意見はあるとは思いますが、 個人的には設置しておいた方がいいと思っているので 一つの意見として参考にしてもらえたらと思います。

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85.家を建てることによる節税効果

家を建てると 年末時点の借入残高の0.7%を上限に 13年間納めた所得税を還付してくれます。 かつ、所得税だけで控除しきれなかった分は、 住民税から控除してくれます。
この制度のことを 「住宅ローン控除」と呼ぶのですが、 この制度は非常に大きな節税効果があるので、 今回は、その概要について 簡単にお伝えさせていただくと同時に、 その効果について、 数字を当てはめて考えていきたいと思います。 おはようございます。
SIMPLENOTE半田スタジオサイトウです。

まず、住宅ローン控除を利用するためには、 10年以上住宅ローンを組まないといけません。
そして、基本的には金融機関にて 住宅ローンを借りなければいけません。 (親からの借り入れは❌) (会社からの借り入れは金利が0.2%以上必要) また、この制度は別荘や貸家などには適用されず、 自宅であることが必須条件となっており、 かつ、床面積が50㎡(約15坪)以上で、 店舗併用住宅にする場合は、 住居部分の床面積が全体の半分以上ないといけません。
簡単に言ってしまうと、 銀行からお金を借りて家を建てる人は ほぼほぼみんなこの制度が適用になる ということですね。

✔︎実際の節税効果はどんなものなのか?

では、ここからは実際の節税効果を 数字を当てはめてお伝えしていきたいと思います。
では年収500万円の方が、 (手取り金額だと毎月27万円で ボーナスが71万円ぐらいのイメージです) 銀行にて35年返済で2800万円借りた と仮定して考えていきたいと思います。

分かりやすく、 13年間ずっと所得金額が同じであり、 初年度の年末時点の借入残高が2720万円で、 毎年80万円ずつ借入残高が減っていくと仮定し、 数字を当てはめて考えていきたいと思います。
この試算をするにあたって、 まず知っておくべきことは、 納めている所得税と住民税の額です。

年収500万円の方の場合だと、 所得税が年間約15万円で、 住民税が年間約26万円 といった感じですね。 所得税にせよ、住民税にせよ、 給与明細書に金額が 記載されているはずなので、 一度ご確認いただけたらと思います。 (所得税の額は年末か年始に会社から渡される 源泉徴収書にも記載されています) では、いざ計算してみましょう!

1年目は、年末借入残高が 2720万円なので、 その0.7%である19.04万円が 控除の上限ということになります。 なので、まずは19.04万円から 納めた所得税15万円を差し引きます。 となると、控除枠として残っている金額が 4.04万円となるのですが、 続いてこれが住民税から差し引かれます。 つまり、上限いっぱいの19.04万円を 全て使い切ったというわけですね。 (住民税は上限が13.65万円と決まっており、 これを超える金額は控除対象にならないので、 その点も覚えておいてください)

では、2年目はどうでしょうか? 2年目の借入残高は80万円減って、 2640万円となるので、 その0.7%である18.48万円が控除の 上限いっぱいということですね。
なので、18.48万円から 納めた所得税15万円を差し引き、 残りの3.48万円を住民税から差し引きます。 そして、3年目以降も 同じように計算していってみると、
19.04万円+18.48万円+17.92万円 +17.36万円+16.8万円+16.24万円 +15.68万円+15.12万円+14.56万円 +14万円+13.44万円+12.88万円 +12.32万円=203.84万となり、
要するに、家を建てたことによって 203.84万円も節税出来たということになります。

もちろん、銀行からお金を借りていて その分利息がかかっているので、 単純にそれだけお金が増えたという わけでもないんですけどね。
でも、このお金を 貯蓄や投資に回すことが出来る と考えるとかなり大きいですよね。

✔︎お金のことも勉強することが大事

ただ、この住宅ローン控除によって 納めた所得税はほぼほぼ全額返ってきているものの、 ぶっちゃけ住民税からの控除は それほど受けられていません。
ゆえ、個人的には、 iDeCoと呼ばれる私的年金をかけつつ、 ふるさと納税も積極的に行うことをオススメしています。
理由は、この2つも 住宅ローンほどではないにせよ、 なかなかな節税効果があるからです。

つまり、この2つに取り組むことによって 節税効果があまり及んでいなかった住民税の 控除枠ももっと使いましょう、ということですね。

これらに関しての詳しい話は、 会社にお越しいただいたときにお話しするとして、 要は、家づくりをするタイミングでは、 家のことだけじゃなくお金のことも しっかり勉強しておくことが大切だということなので、 こういった制度はもちろん、 現在の固定費の無駄などもしっかり見直しながら 家づくりを行なっていただければと思います。

内容が気になった方や具体的にお話しを聞きたい方は下記よりお問合せできます。
https://sn.d-owariya.co.jp/#contact

84.固定資産税について

土地・建物を所有すると、 管轄の市町村に「固定資産税」を 納付しなければいけません。 (毎年4〜5月に納付書が届き、 一括で支払うか分割で支払うかを選択出来ます)
ゆえ、たとえ家賃と同じ金額で 住宅ローンの返済を組めたとしても、 それは決して家賃並みの支払いで 家を持てたわけではないので、 まずはその点に注意しなければいけません。

これに加えて、火災保険の金額も 賃貸の時よりも高くなるし、 家を所有すれば維持管理費用も必要になるわけですしね。

おはようございます。
SIMPLENOTE半田スタジオサイトウです。

今回は固定資産税について、 お伝えしていきたいと思います。
結論から申し上げると、 土地も家も必要以上に大きくすると、 固定資産税が高くなるだけなので、 なるべく小さくすることを心がけながら 家を建てるようにしてください。 面積が広くなれば その分高くなるのはもちろんのこと、 軽減措置の幅も小さくなり、 その分、税額が割高になってしまうからです。 トイレや洗面といった 設備品が増えただけでも、 固定資産税は高くなってしまいますしね。

✔︎基本的な内容

では、まずは固定資産税の基本的な内容から お伝えしていきたいと思います。
固定資産税の税率は、 各市町村によって若干異なる場合はあるものの、 基本的には1.4%となっており、 国が定める評価基準に基づいて 算出した評価額から課税標準額を算出し、 これに1.4%を乗じた金額が固定資産税となります。
そして、この評価額は土地・建物それぞれ 3年に一度見直されるのですが、 土地に関しては、経年変化によって 価値が減少するものではないため、 地価の上下によって価格が修正されるのに対し、 建物に関しては、経年変化によって 価値が減少していくため、 固定資産税も下がっていくものだと 把握しておいていただくといいと思います。

✔︎新築住宅の特例制度

土地の評価額は、 国税庁が発表している「路線価」に 土地の面積を乗じた金額なんですが、 土地に関しては、建物が建っていれば、 200㎡(=約60坪)以下の部分に関しては、 課税基準額が評価額の6分の1になり、 200㎡(=約60坪)を超える部分に関しては、 課税標準額が評価額の3分の1になる という特例措置があります。 (*注:建物が建っている限りずっと、です)

また、新築住宅の建物に関しては、 当初の3年間(長期優良住宅は5年間)に限り、 課税標準額が評価額の2分の1になると いう特例措置があります。 (*注:当初年度以降はありません)
とはいえ、建物の軽減措置に関しては、 120㎡以内の部分に限るため、 これを超える部分に関しては、 通常通りの評価額で計算されるので、 この点にも注意しながら 家を建てることも1つのポイントとなります。
では、具体的に計算していってみますね。
例えば、300㎡の土地を購入したとしましょう。
となると、200㎡までは 課税標準額が評価額の6分の1となり、 残りの100㎡が3分の1になります。
そして、課税標準額が 1㎡あたり3万円だと仮定すると、 200㎡までに関しては、 3万円×200㎡×6分の1=100万円となり、 残りの100㎡に関しては、 3万円×100㎡×3分の1=100万円となり、 これらに1.4%を乗じた、 28,000円が固定資産税ということになります。
一方、同じ場所で 購入する土地の面積を200㎡にすると、 固定資産税の金額が半分となります。 それゆえ、購入する土地の面積は 200㎡以下にすることが、 ランニングコストとなる 固定資産税の負担を減らすためには、 欠かせない要素となります。

建物に関しても、 120㎡以下に抑えておくことを 意識していただくといいと思います。
当初3年間の税額を 少しでも抑えることが出来ると同時に、 家が小さくなれば その分固定資産税も確実に安くなるからです。
では、建物の固定資産税を ざっと計算してみますが、 建物の課税標準額に関しては、 計算方法がけっこう複雑なので、 ざっと購入価格の70%ぐらいで 計算するといいと言われています。 購入価格が2000万円だとしたら、 2000万円×70%×2分の1×1.4%=98,000円 が当初3年間の建物の固定資産税という感じで、 数年後、建物の課税標準額が20%減になったとしたら、 2000万円×70%×80%×1.4%=123,300円 が、その時の建物の固定資産税になるという感じですね。 (建てると分かりますが実際はもっと安いと思います) いかがでしたか?

固定資産税は、土地・建物を所有している限り ずっとかかり続けるランニングコストです。
なので、この費用も考慮した上で 毎月の返済額を算出すること、 そして、この支払いの負担を少しでも小さくするために、 購入する土地と建物を出来るだけ小さくすることを 心がけていただければと思います。

内容が気になった方や具体的にお話しを聞きたい方は下記よりお問合せできます。
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