11.一番多い家づくりの失敗談

最良の住宅ローンを選ぶことが出来ない一番の理由は、

“住宅ローンの情報に乏しい”

ことなのですが、家づくりの進め方を間違えてしまうこともまた、選ぶべきではない住宅ローンを選んでしまう大きな要因となります。
それゆえ、家づくりをすると決めたら、まずは正しい進め方を知ることから始めなければいけません。

おはようございます。
SIMPLE NOTE 半田スタジオ サカキバラです。

家づくりは、まず資金計画からはじめ、予算決めをしっかりと行った上で進めるべきです。
家だって他のモノと同じように、自分自身の予算を分かった上で、予算に合わせて選ぶのが基本ですからね。

しかし、資金計画もままならないまま、見切り発車で家づくりを行ってしまっている方が数多くいらっしゃいます。そして、その典型的な形が、、、

“土地を先に選んできてしまう”

ということです。土地を先に選んでしまった場合、どうしても土地に予算を掛け過ぎてしまいます。その結果、家に掛けられる予算が大幅に減ってしまう、あるいは、住宅ローンの借入額を大幅に増やさざるを得なくなってしまいます。

例えば、あなたが、毎月無理なく支払っていくことが出来る返済額から逆算した借入額が2500万円で、あなたが準備出来る自己資金が300万円だとした場合、あなたは2800万円という総予算の中で家づくりを行うべきです。そして、その中で、土地や家以外にかかる経費の合計が300万円で、外構工事(庭の工事)にかかる費用が100万円で、家にかかる費用が1800万円だとしたら、あなたが土地に使える予算は600万円ということになり、本来はその予算の範囲内におさまるように土地探しをしなければいけません。

しかし、土地を探す前に資金計画をしてなかったとしたら?
あなたが住みたいと考えている地域の土地相場が1000万円ぐらいだとしたら?
また、あなたの友人・知人の多くが、1000万円ぐらいで土地を購入しているとしたら?

土地には、それぐらいの費用がかかるのが普通だと思ってしまい、当たり前のように1000万円を基準として土地探しを行い、1000万円を超える土地を購入してしまいます。
結果、400万円予算オーバーをした状態で、家づくりを進めざるを得なくなってしまいます。毎月の返済に換算すると、ざっと12,000円前後の予算オーバーです。しかも35年間ずっと、です。

✔︎でも、返済負担は上げたくない・・・

予算にゆとりがあるのなら、その負担を上げることも出来ますが、もしあなたが返済負担を上げたくないとしたら?その方法は、より金利が安い住宅ローンを選ぶしかありません。つまり、本当は全期間固定で住宅ローンを選びたいのに、毎月の返済がキツいからという理由で、固定に比べて金利が安く設定されている変動金利を選ばざるを得なくなってしまうというわけです。
結果、目先の返済はなんとかクリア出来たとしても、将来、金利が上がってしまうかもしれないというリスクをずっと背負ったまま暮らしていかざるを得なくなってしまいます・・・

これを防ぐ方法は、最初に資金計画を行うことです。そして、きちんと予算を設定した上で、家づくりを進めていくようにすることです。ということで、これから土地探しをしようと思っているあなたは、資金計画をしてもらった上で、探すようにしていただければと思います。

これが家づくりの基本中の基本ですから!

それでは、、、

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