変動型の住宅ローンのメリットは、 固定型に比べて金利が安いことです。
また、借入時にかかる経費が、 固定型よりも少ないのも変動型の大きな魅力です。
この他、固定金利に比べて、 貸し出し条件に融通がききやすいのも この変動型住宅ローンの 隠れメリットなのですが、 とはいえ、誰もが変動金利を 選んでいいわけではありません。
おはようございます。
SIMPLE NOTE 半田スタジオ サイトウです。
その理由は、返済が終わるまでずっと 返済金額が固定されないからです。
つまり、3年後や5年後、10年後に 返済金額が変わってしまうかもしれない ということですね。 それゆえ、変動型の住宅ローンは、 選んでもいい方と選ぶべきじゃない方に分かれます。
では、選んでもいい方は一体どういう方なのでしょうか?
✔︎借入金額が少ない方
若干、抽象的な表現になってしまいましたが、 一体どれくらいが少ないのか?というと、 個人的には1500万円以下だと思っています。
となると、土地を持っていることは最低条件で、 かつ、自己資金をそれなりに入れられる人 ということになります。
あるいは、親からの援助がかなり期待出来る方ですね。
この理由は、借入金額が少なくて済むのと、 返済期間を短く設定することが出来るからです。
例えば、返済期間を20年で設定出来れば、 10年後に金利が変わる 変動型の住宅ローンを選んだとしても、 大してリスクがありません。 ほぼ半分返済が終わっているため、 多少金利が上がっても、 返済金額にそう大きな影響がないからです。
また、この場合、 金利見直し時に他の銀行で借り換えすれば、 再び最安のキャンペーン金利で 返済していくことが出来るし、 あるいは、それを阻止したい銀行が、 いい条件を提示してくれるかもしれないので、 結局、返済金額も上がりにくいという メリットも享受出来たりします。
✔︎貯蓄が出来る方
変動金利のリスクは返済金額が 最後まで一定じゃないというところです。
それゆえ、もし金利が上がった時には、 返済額が上がってしまわないように、 リスクヘッジが出来ないといけません。 そして、そのリスクヘッジが繰上げ返済です。
仮に、返済金額が一気に2万円も上がってしまったら、 とっても困りますよね。 でも、この時に繰上げ返済をすることで、 返済金額を今までと同じように保てれば、 別段困ることもないですよね。
そんなこんなで、 あなたがどのような状況であったとしても、 怠ることなくコツコツと貯蓄していくことが出来るのなら、 変動型を選ぶリスクはほとんどない と言っても過言ではないと思っています。 むしろ金利が安い分、 最後まで大して金利が上がらなかったとしたら、 終わってみたら最も金利の支払いが少ないかもしれませんしね。
いかがでしたか?
この2つのいずれかに当てはまるなら、 個人的には変動金利をオススメさせていただきます。
間違えても、冒頭でお伝えした メリットばかりに焦点を当てた状態で、 つまり目先の利益だけに囚われた状態で、 住宅ローン選びをしないように 気をつけていただければと思います。
ぜひ参考にしてください。
それでは、、、