41. 固定型を選ぶべき人

住宅ローンには、 変動金利固定金利の2つの種類がありますが、 どっちが良いかは一概には言えません。
しかし、それぞれに、 メリットとデメリットの両方が存在し、 それらは、あなた自身の状況によって 良い方向にも働けば、 逆に悪い方向にも働くものなので、 まずは、あなた自身の状況に どちらが適しているのかを知ることが大切です。

おはようございます。
SIMPLE NOTE 半田スタジオ サイトウです。

では、今回は住宅ローンについて お伝えしていきますが、 そんなに難しい話じゃないので、 ぜひ最後までお付き合いください。
まずは固定金利を選んだ方が良い方からいきますね。

✔︎土地を買わないといけない人で、 かつ、土地を現金で買わない人

土地から買うとなると、 土地を持っている人に比べて、 土地の取得費用が丸々余分にかかります。
となると、当然のごとく 借入金額も大きくなり、 毎月の返済額とのバランスを考えると、 どうしても返済年数を長くせざるを得ないのですが、 そうなれば、途中で金利が上がってしまった時、 返済額がグンと上がってしまうかもしれないからです。

住宅ローンは商品の性質上、 はじめのうちは元本よりも利息の比率が高いため、 なかなか元本が減っていかないですしね。
そんなこんなで、 土地から買って家づくりをする人は、 少々金利は高いかもしれませんが、 景気の動向に関係なく、 返済額がずっと変わらない固定の方を 選ぶべきだということですね。

✔︎貯蓄が苦手な方

また、貯蓄が苦手な方(出来ない方)も、 固定金利を選んでおいた方が賢明です。
家づくりをする時に、 自己資金を全く入れられなかったり それほどいれられなかった方、ですね。

理由は、変動金利を選ぶ場合、 金利上昇リスクに備えて コツコツと貯蓄していけないといけないのですが、 これまで貯蓄出来てなかった人が、 家を建てたからと言って、 急に貯蓄出来るようになるとは思えないからです。
それゆえ、少々金利が高く 変動よりも返済額が増えてしまうものの、 家を失ってしまうという 最悪のリスクから身を守るためにも、 このタイプの人にも固定金利をオススメしている次第です。

✔︎最低限のことを勉強して知ることが大事

そして、僕が家を建てるみんなにお伝えしたいことが、 不動産屋や住宅会社に言われるがままの 住宅ローンを選ばない、ということです。
彼らの言いなりになってしまうと、 取引している銀行の住宅ローンをすすめられ、 良いか悪いかも分からないまま、 少ない選択肢の中で選ばされることになるからです。

結果、自分が選んでいる住宅ローンが、 どんな商品なのかもよく理解していないまま、 ローンを払っているという 最悪の状況になってしまいます。
また、固定金利を選べば、 どれを選んでも良いというわけでもありません。
銀行によって金利や手数料といった 条件が全く違うからです。

それゆえ、大切なお金のことは、 全て人任せにするのではなく、 自分自身も勉強して、 最低限の知識をつけるように していただければと思います。

では次回は、変動金利を選んでも良い方 についてお伝えしていきたいと思います。
まっ、簡単に言うと今日と反対の方ですかね。

それでは、、、

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