17.将来のために減らすべき2つの固定経費

家を建てても、お金の不安なくずっと暮らし続けていただくためには、家づくりをキッカケにコツコツとお金を増やしていくことが大切です。

そして、お金を増やしていくために私が一番オススメしていることが、個人型確定拠出年金iDeCoなのですが、これを夫婦そろって上限の23,000円ずつ計46,000円毎月掛けていただくためには、家づくりをするタイミングで見直していただきたい固定費があります。

おはようございます。
SIMPLE NOTE 半田スタジオ サカキバラです。

まず、見直していただきたい固定費が、『生命保険料』です。

というのも、家を建てる時には、必ず“団体信用生命保険”という掛け捨ての生命保険に加入することになるからです。つまり、もしものことがあった場合は、住宅ローンはこの保険によって全額返済されることになるというわけですね。
となると、もしものため時に、必要以上に備える必要がなくなります。
もしもの場合、ご主人の収入は丸ごとなくなりますが、最も負担となる住宅ローンの返済はなくなるし、ご主人に掛かっていた費用が全ていらなくなるからです。
車の維持費や生活費や小遣いなど全てが、です。

また、条件さえ満たしていれば、遺族年金が国から支給されることになるし、これに加えて、あなたがずっと働き続けていれば、継続して安定した収入があるため、今後の暮らしで困ることはまずなくなると言っても過言ではありません。
子供たちが大学に行くにあたって、大きなお金が必要になるとしたら、その家を売却して実家で暮らせば、その資金だって充分捻出出来るわけですしね。

そして、もう1つ見直していただきたい固定費が、『家づくりにかける費用』です。

例えば、iDeCoに掛けるお金が、毎月23,000円足りなかったと仮定して、保険を10,000円減らすことが出来たとしたら、家づくりの費用を削ることによって、毎月のローン返済額を13,000円減らせないか?ということを考えていただきたいということです。
そして、毎月の返済額を13,000円減らすためには、35年返済で考えるとしたら、450万円ほど家づくりに掛ける予算を減らす必要があります。

✔︎家づくりの予算の圧縮方法

この場合、家だけで予算を縮めようとするのではなく、土地や外構工事といった費用にも目を向けることで、バランス良く予算を縮めていくようにします。

土地で200万円予算圧縮、家で200万円予算圧縮、外構工事で50万円予算圧縮という風に、です。

そして、それを実現するためには、土地に関しても、また家に関しても、そうすることが出来る現実的な方法を知っていただく必要があります。
土地に関して言えば、土地の日当たりにこだわり過ぎないことと、自分が買うべき土地の広さを知ること、です。
家に関して言えば、自分たちにとって適切な家の大きさを知ることと、予算が上がる要素だけじゃなく、予算を下げることが出来る要素も知ることです。

このようなことをご理解いただいた上で、土地探しを行い、家の設計を行えば、なにかに妥協することなく、450万円もの予算を圧縮することが出来ます。あるいは、それ以上の予算圧縮も可能となります。

ということで、以上の2つの固定費について、当たり前や固定概念から一度脱出していただき、その分固定費を削減することで、コツコツと合理的にお金を増やしていっていただき、家を建てつつも、お金に不安のない状態で、一生暮らし続けていっていただければと思います。

それでは、、、

 

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